番外編・トレースを早く出そう
-quick
to trace-
↑英文、あってるのか?(笑)
石けん作りに大切なトレース。
せっかちな私は早く出したいと思ってしまうのです(笑)
<長い時間の石けん作りは坊主がいる私にはなかなか出来ないし。
そこで私なりにトレースを早く出す方法を書いていきたいと思います。
1.ハードオイルを軽視しない。
ハードオイルを少なくするとしっとりいい石けんが出来る気がしますが、やっぱり溶け崩れやすさといまいちな泡立ちは石けん使いに慣れていないと難しいもの。
やっぱりある程度のハードオイルはトレースの早さにも欠かせません。
2.ひまし油
1割入れるとトップの泡立ちと泡持ちがいい気がするのは気のせいでしょうか。
プラス、トレースが早くなるとなれば入れない手はないでしょう!
これは好みの問題?(笑)
3.米油
これをメインにするとトレースが早くなること請け合い。
だからといってこれだけで作ったら溶け崩れの激しいとんでもないものが出来ると思いますのでハードオイルを踏まえた上でね。
私はだいたい20分前後で型入れ出来ます。
さっぱりめなところが夏には欠かせないオイル。
4.水分を半分減らして後から入れる
最初に苛性ソーダを溶かす水を半分に減らして、後から残りの半分を加えます。
ライトなトレースが出るまでは頑張ってかき混ぜてね。いつもより少し早く出ます。
ミルクで置き換えると程良くしっとりです♪
<全部ミルクで置き換えるのはコツがかなりあって大変だけど、これは楽。
5.泡立て器
ワイヤーが多い泡立て器を使うとトレースが出やすいみたい。
.....と書いている私は、これ、挫折しました。
同時に気泡が入りやすくなったらしく、初の気泡入り石けんを2連続しちゃったんです。
ライトなトレースが出たところで普通の泡立て器に切り替えれば良かったのかもしれませんが、めちゃめちゃトレースが早くなった!!とは思えなかったので普通の泡立て器に戻った根性無しな私。
でも100均の泡立て器二刀流でもトレースが早くなったという書き込みを見たことがあるし、合うか合わないかはまず試してみてから!
6.みつろう、パームステアリン酸
これを少量加えると固さも出て、トレースも早くなります。
でも偽トレースにダマされちゃいけません。融点が高いので温度が下がるとトレースが出たと勘違いしやすいよ。
7.アルコール
これは奥の手かもしれません.....アルコールは鹸化を促進させるのです。
わざわざこれを使うことはないけど、最初は知らないで香水などで香り付けをしようと使ったらあっという間にトレースが進んで焦りました。一度泡立て器が立つくらい出てしまったことも。
<ホットプロセスで事なきを得ましたが.....
薄〜いトレースが出る頃、注意深く少量づつ加えていくのがベスト。
そうそう、私は持っていないので忘れていましたがスティックブレンダー。
これがあるとどんなにトレースが出にくいものでも短時間でトレースが出せるらしいです。
ブレンダーを数十秒使って、それを均一になるように泡立て器で混ぜて、と繰り返して使っていく方法ですが、詳しくは本や使用した人のサイトでどうぞ。
ささっと打ってみたものの、まだ他にもなにかあるかな?
6・7はかなりコツがいるので石けん作りに慣れてからをオススメします。
ちょっと違うんじゃ? と思われた方、これを忘れているじゃん!ということがある方、教えて下さい(笑)
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