子供と石けんシャンプー
大人がシャンプーのコツをつかめたら、子供だって石けんシャンプー。
汚れやすい地肌のために、石けん、なんです(笑)
子供の場合の注意点は、目に入らないようにすること。
目にはいるとかなりしみます(苦笑)
市販の子供用シャンプーは目にしみないようになっているものもありますが、手作り石けんでは目にしみないようには出来ません。
というより、目にしみることはおかしくないのです。
目にしみるというのは、目に異物が入ったと拒否反応を起こすことでもあります。市販のしみないシャンプーは、それを逆手に取って、目に異物が入ったということを認識しないように作られているのです。
でも、それがイコール目にいいかというと、私は「?」だと思います。
ということで、子供を石けんシャンプーするときには、目に泡が入らないようにしてください。
小さい頃は少し寝かせた形で頭を洗うといいと思いますが、ある程度成長するとそれも嫌がるようになることもあります。
それで重宝しているのがシャンプーハット。
最初は怖がると思います。
最初にお湯を少しかけて、顔にお湯がかかることを嫌がったときがチャンス。
「ほら、これをつけるとお湯をかけても大丈夫だよ〜!」
と、つけたシャンプーハットを手で支えながら、少しずつお湯をかけてみてください。
最初の頃は頭も小さいので抜けやすいです。必ず手は添えて、あまり勢いよくかけないようにしてくださいね。
子供は一度失敗するとトラウマ(?)になって、嫌がる可能性が高いので.....
さて、シャンプーの手順。
まず、髪の毛をとかすこと。と言っても、男の子はとかす必要はほとんどありません。
それからシャンプーハットをして、頭全体をしっかり濡らす。髪の毛も地肌も、乾いているところが残らないように。
よく濡れたら、石けんを頭に滑らせます。
しっかりと石けんがついたら、洗う。
地肌を爪を立てないようにして洗います。
子供の場合は基本的に少ない数で洗った方が、嫌がることも少ないかもしれません。
嫌がりそうになったら、泡あわになった髪の毛でおもしろい髪型を作って鏡で見せたりすることも効果あり、かも。
一度だけでもしっかり泡が立って、匂いもいつもの石けんの匂いのときはさほど汚れていないときなので、二度洗いをしなくてもOK。でも、子供の場合はここで異変が起きることもあります(笑)
普通に泡立てるときには普通の匂いなのに、子供の頭で泡立てると強烈にアンモニア臭くなることがあるのです。
最初は石けんのせいかとも思っていたのですが、よくよく考えると子供の頭を洗ったときだけ、なんです。
その疑問はある日突然解決しました。
旦那の服の汚れた襟を手洗いしていたら、強烈なアンモニア臭......これは子供の頭を洗っていたときと一緒......はっ! もしかして強い皮脂汚れがあるときに発生するものなのかも。
ということで、子供の頭を洗っていて強烈なアンモニア臭がするときには、かなり頭が汚れている証拠です。
そういうときだけ2度洗いするといいかもしれません。
ザッと濯いだら、今度は泡がしっかり立つまで石けんを付けて洗う。
嫌がりそうになったら、「もう一度洗うともっとあわあわになるよ〜」などと言って、出来た泡を手につけてあげるとよろこんだりする、かも?
髪の毛は泡が付くことで汚れが落ちるので、泡が髪の毛全体に行き渡るようにするだけで大丈夫。逆に髪の毛をゴシゴシ洗っちゃうと傷む原因になります。
手作り石けんがいくら肌に優しいとはいえ余分な石けん分が残るのはトラブルの元なので、しっかり濯ぐことも大切。
シャンプーハットをしているときは手でハットを支えて、お湯を勢いよくかけてシャンプーハットが抜けないように注意!です。
うちはそれで何回泣かれたことか.....(苦笑)
さて仕上げ。
といっても、子供にリンスは必要ありません。
目に入ったことを考えると、するメリットがあまりないんです。
新陳代謝が大人と比べものにならない、ということもあります。
髪の毛が長い女の子の場合だけはしたい気持ちになるかもしれませんが、もしするのだったら、リンスを薄く溶いて、後ろ髪を中心にかけてくださいね。
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